L/Rの刻印から、今や超希少な、ライカRマウントアダプターだと思います。　以前、使っていたライカR-4S、R-E,R-8を手放した後で、防湿庫の奥から見つかったので、装着の可否、及び作動確認はできませんが、使用頻度は極僅かの数回程度、装着時に着いたであろう擦れ（マウント面の円周方向への擦れ痕）が見られますが、新品同様です。　ニコンAiやペンタックスKはポピュラーですが、ライカR用は別格で、特に希少品です。　数回使用しただけの、２８~７０ミリレンズは、アダプターと比べたら、おまけ同然です。　出品は、レンズ本体、フロントキャップ、及び、一番肝心なマウントアダプターです。 マウント種別にR型がないので、便宜上、ニコンマウントとしますが、これは、R型ライカ用のRマウントとなります。 R型ライカは、ミノルタXEを基本設計にしたR3,XDをベースとしたR4～R7,ライカ社独自設計のR8という変遷を辿りましたが（R３以前は省略）、正直、耐久性に難があり、修理費用が高額で、当時は国内で修理能、しかも交換レンズは国産の数倍という、無駄に凄いモデルでしたが、タムロンのアダプトール２を使えば、純正よりかなり割安で、R型ライカを楽しむ事が出来ます。　社外レンズを貶す人もいますが、ライカに関しては、他社からのレンズ供給も多く、非純正レンズ使用は、極当たり前の事だと思います。　私は２８㎜、９０㎜、２８~７０㎜はタムロンを、標準はズミクロンを使っていました。 このアダプターは、機械的に連動させているので、電気的連動とされたR8からのマルチモード機では、露出計が連動せず、機能的に使えないモードがありますが（マニュアルモード以外は実質的に使えない）、これは、製品の仕様であって、故障や不具合ではありません。